「仮面舞踏会」強化週間
2008年 02月 17日
今週は「仮面舞踏会」(←少年隊のではなくベルディのやつ)強化週間と言えるくらい、このオペラを繰り返し聴いていました。今日は仕上げ(?)に全曲続けて聴いたし、頭の中はいつもこのオペラのメロディが鳴っている状態。卵焼きを焼きながらの鼻歌が何故か「王の暗殺を実行せんとして悪者達が一致団結気勢を上げる曲」だったり。
私がオペラを聴き始めたのは就職して間もない1990年頃なのですが、図書館でカセットテープを借りて聴いたりしていました(カセットテープだよ、カセットテープ!)。図書館にはオペラのレコードが沢山あったのですが、私はレコードのプレーヤーを持っておらず、当時その図書館はCDの貸し出しはしていませんでした(所蔵のCDの数もまだ少なかったように記憶しています)。CDを買えばいいのですが金がない!オペラのCDは2枚組み、3枚組みで高いんですよ。しかも「価格破壊」の前だったので今より価格が高かったはず。で、仕事帰りに遠回りして図書館へ通いカセットテープを借りてダビングしてました。対訳はコンビニでコピー。
そうやって借りたオペラのうち、とても気に入ったものの一つが「仮面舞踏会」でした。いいなーと思うメロディが一杯ある、ということで好きだったように思います。
でもその後、いつしかカセットテープを聴くという習慣がなくなると、「仮面舞踏会」を聴くこともなくなってしまいました。
それが。東京MXテレビで時々放映されているドラマ「シャーロックホームズの冒険」(←NHKで放映されていたもの)を録画したものを見ていたら、舞踏会の場面で使われていた曲(かなり短く、曲と言うよりフレーズか?)が、「仮面舞踏会」の舞踏会場面での曲だったのです。
「あー、そうだ、自分は昔このオペラが好きだったんだよなー」とやけに懐かしく感じて、なんだかこの曲を聴きたくなってしまい、結局CDを買ってきました。
で、聴いて聴いて聴きまくり。自分はベルディのオペラって嫌いではないけれど、それほど好きではないと思っていたのですが・・・とんでもない、「仮面舞踏会」、めちゃくちゃベルディって感じのオペラです(以前いいなと思って聴いていたときは、ベルディっぽいとかまだそういうことは分からなかった)。自分に実はベルディのオペラに惹かれるものがあったのかぁ、と新しい発見。
とにかく、聴くと面白い、楽しい、心が揺さぶられる、感情に訴えかけてくる・・・etc.
リブレットを読むと、結構しょうもないストーリーだし、なんだか辻褄合わない部分もあったりするのに、これが音楽に乗ると何故か感動的なものになるのがオペラの不思議なところ。「仮面舞踏会」も無論そういうオペラです。どうして私は今までほっといていたのだろう・・・?
今回買ったCDとは別の演者のCDも買いたいと思っているところです。あ~、ミラノ行きたいなぁ~もうストライキは止めてくれ!
私がオペラを聴き始めたのは就職して間もない1990年頃なのですが、図書館でカセットテープを借りて聴いたりしていました(カセットテープだよ、カセットテープ!)。図書館にはオペラのレコードが沢山あったのですが、私はレコードのプレーヤーを持っておらず、当時その図書館はCDの貸し出しはしていませんでした(所蔵のCDの数もまだ少なかったように記憶しています)。CDを買えばいいのですが金がない!オペラのCDは2枚組み、3枚組みで高いんですよ。しかも「価格破壊」の前だったので今より価格が高かったはず。で、仕事帰りに遠回りして図書館へ通いカセットテープを借りてダビングしてました。対訳はコンビニでコピー。
そうやって借りたオペラのうち、とても気に入ったものの一つが「仮面舞踏会」でした。いいなーと思うメロディが一杯ある、ということで好きだったように思います。
でもその後、いつしかカセットテープを聴くという習慣がなくなると、「仮面舞踏会」を聴くこともなくなってしまいました。
それが。東京MXテレビで時々放映されているドラマ「シャーロックホームズの冒険」(←NHKで放映されていたもの)を録画したものを見ていたら、舞踏会の場面で使われていた曲(かなり短く、曲と言うよりフレーズか?)が、「仮面舞踏会」の舞踏会場面での曲だったのです。
「あー、そうだ、自分は昔このオペラが好きだったんだよなー」とやけに懐かしく感じて、なんだかこの曲を聴きたくなってしまい、結局CDを買ってきました。
で、聴いて聴いて聴きまくり。自分はベルディのオペラって嫌いではないけれど、それほど好きではないと思っていたのですが・・・とんでもない、「仮面舞踏会」、めちゃくちゃベルディって感じのオペラです(以前いいなと思って聴いていたときは、ベルディっぽいとかまだそういうことは分からなかった)。自分に実はベルディのオペラに惹かれるものがあったのかぁ、と新しい発見。
とにかく、聴くと面白い、楽しい、心が揺さぶられる、感情に訴えかけてくる・・・etc.
リブレットを読むと、結構しょうもないストーリーだし、なんだか辻褄合わない部分もあったりするのに、これが音楽に乗ると何故か感動的なものになるのがオペラの不思議なところ。「仮面舞踏会」も無論そういうオペラです。どうして私は今までほっといていたのだろう・・・?
今回買ったCDとは別の演者のCDも買いたいと思っているところです。あ~、ミラノ行きたいなぁ~もうストライキは止めてくれ!
by kiriharakiri
| 2008-02-17 01:16
| 音楽♪