60年代後半生まれの独身女が日々考えたことをつづります


by kiriharakiri
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大人はいつか年寄りになる―Oom-pah-pah!

ゼッフィレッリ監督のオペラ映画『椿姫』が製作されたのは1982年。ですのでアルフレードを演ずるプラシド・ドミンゴ(1941年1月生まれ)は41歳。

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さて、現在は2008年5月なのでドミンゴは67歳です。(「耳聴こえてますか」キャンペーン用の写真らしい。)

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こっちの写真の方が年寄りっぽいな・・・。

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1982年といえば・・・26年前か。結構最近のような気がするんですが。私の感覚がおかしいのでしょうか。だって~、1982年だよ~、最近だよ、最近。

しかし、このドミンゴの写真を見ても分かるように、26年で人間はこんなに変わるんですね!やっぱりそれなりの年月であると認めなくてはいけないでしょう・・・。

私は最近になってようやく「若かった人が年月と共に歳を取って年寄りになる」ということが実感できるようになりました。もちろん、そんなことは子供のころから分かってましたよ、頭では。お婆ちゃんだって昔は大人でもっと昔は子供でさらに昔は赤ちゃんだったって。でも実感がありませんでした。子供の目には大人は最初っから大人だったし、お婆ちゃんも最初っからお婆ちゃんだったし。

赤ちゃんが子供になる、というのは実感できていました。赤ちゃんが子供になるのは早いですから。それから子供が大人になるというのも自分や子供の頃の友達等が子供から大人になったから実感してました。

しかし、大人が年寄りに、というのが実感できていなかった。でもこのところ、大人だったはずの父(ドミンゴと同い年)や母とか、親戚の伯父さん伯母さん等がいつのまにか大人から年寄りになっていたりで、人間は年月を経ると老いる、ということを目の当たりにするようになり、やっと「大人が年寄りになる」ということを体感できたと言うか・・・「ホントだ!」と思った次第です。

そう、大人はいつか年寄りになる

このことになんとなくひっかかっていた理由は『ウンパッパ』という歌にあります。小学校4年生のときに、学年全体で合唱して、区の音楽祭だったか音楽コンクールに出て大きな舞台で歌いました。

この歌に「大人はいつか年寄りになって昔の思い出歌うでしょう♪」という部分があって、これがズーッと心に残っていたのです。一昨年25年ぶりに小学校のときの同窓会があったとき、80歳になった恩師の姿を見たときもこの歌詞を思い出しました。

でもこの歌の他の部分の歌詞はよく覚えていなかったんですよ・・・メロディーはよく覚えているのですが。で、今日になって「そうだ、ネットで探せばすぐに見付かるんじゃない?」と思って探すと案の定すぐに見付かりました。このページ、MIDI付です。(もう一つページを見つけましたやっぱり音楽付き。)


【作詞・作曲】BART LIONEL
【訳詞】峰 陽

歌に願いを込めて歌えば
広場で 町で 公園で
楽しい歌が小鳥のように
みんなの夢を 歌いだす
ウンパッパ ウンパッパ だれでも
ウンパッパ ウンパッパ 知っている
君と僕とは 友だちさ
だからウンパッパ

心の中を のぞいてみられる
メガネがあったら 便利だね
あの子は早く おとなになって
毎日ダンスを してみたい
ウンパッパ ウンパッパ だれでも
ウンパッパ ウンパッパ 知っている
どんなに すましてかくしても
ダメよ ウンパッパ

夢を大事にしながら 子供は
ステキなおとなになるでしょう
おとなはいつか としよりになって
むかしの思いでうたうでしょう
ウンパッパ ウンパッパ だれでも
ウンパッパ ウンパッパ 知っている
子どもも おとなも 赤ちゃんも
一緒に ウンパッパ


歌ってみたら、あんまり懐かしくて涙出てきました(近頃すぐに泣くなぁ)。今見ても3番の歌詞が一番いい。子供心にもそう思って、覚えていたのだと思います。歌ったときは「子供が大人になる」も実感できていなかったわけですが。

で、この歌詞が載っていたページによると、これはミュージカル「オリバー!」の中の曲だとあります。ミュージカルの歌とは!思いもよりませんでした。とすると原曲があるはず。これも探してみました。

あった。でも意味は?さらに探すと、この原曲を日本語に訳したいという「質問」があって、このページの一番下の方にこの質問者さんが辿りついた「日本語訳」が載っています。(余談ですが、このページを読んで「翻訳って物凄く大変!」と思いました。)

酒場に娼婦に・・・これはちょっと小学生には歌えないですね。と言うか、大人でも「合唱」する歌ではないでしょう(笑)。

さらにOom-pah-pahは造語ではなく擬声語であることも分かり(Wikiにも載ってました) 、日本語にしたら「ブンタッタ」ってカンジでしょうか。おおお、31年ぶりの新発見!と、ちょっと感動。

そう、歌ったのは31年前の1977年です。クライバー指揮で熊五郎ドミンゴがアルフレードを録音した年ですね。うん、やっぱりそんな昔じゃないよ!(でも26年前や31年前が結構最近なら26年後や31年後も結構すぐってことになるぞ・・・。)
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by kiriharakiri | 2008-05-09 23:36 | 身辺雑記