IKEA組み立て家具でフラフラ・・・
2008年 09月 27日
先日、IKEAで棚(シェルフ)を買い、棚はすぐに組み立てられたけれど、それに取り付けようとした扉(パネル)が上手く取り付かず大混乱に・・・というのは、9月11日、12日、23日に書きました。今日はその続き。
とりあえず今までに得た教訓
教訓1・ガラスのパネル状の扉(IKEA製品には、結構この種の扉を採用している商品が多い)に布を挟むのは難しい。紙類を挟むのがお勧め。
教訓2・部品に混ざっている不良品の割合が多い。
さて、パネルにはカッターでスパーッと真っ直ぐに切った紙(壁紙)を挟み込み、ようやくガラスパネル状の扉そのものは完成。で、それを取替えてもらったヒンジで棚に取り付け。
カチンとヒンジが噛み合います!やっぱり部品が悪かったんじゃん~私が悪かったんじゃないじゃん~力一杯ギュウギュウと押し付けていた数時間(本当に数時間)は何だったの!?
ところが。8組あるヒンジのうち、2組がどうしても噛み合いません。他の6組はスンナリ噛み合った。店頭で取り付けを試させてもらったときも上手出来た。ヒンジの家具への取り付け方が悪いのかと(曲がっているとか)考えて、ヒンジを家具に取り付け直してみたりもしたのですが、ダメ。
・・・やはりこれはヒンジが不良品なのでは・・・。取替えてもらった分を含めて先日持ち帰ったヒンジは、幾組かは実際に店頭展示品を使って噛み合うかどうか試しましたが、幾組かは実際に家具に取り付けることはせず、ヒンジだけの状態で噛み合うことを確認して持ち帰ったものです。もしかしたら、そのうちの幾つかが実際に家具に取り付けた際には上手く噛み合わないのかも・・・けれど、分類して持っていたわけではないので、今となってはどれがどれだかは分かりません。
―――ということで、実は昨夜またIKEAへ出かけてヒンジを2個交換してもらってきました。そして取り付けてみると、ヒンジはスンナリ噛み合いました。
やっぱり部品の不良じゃん!
さて、私はこの棚を2台買って、そのうち1台には大きな扉(パネル)を2枚観音開き状になるように取り付けましたが、もう1台については片方(右側)には大きな扉、左側には一回り高さの低い扉を付けて、余ったスペースには引き出しを取り付けることにしていたのです。
しかしこの扉でまた一騒動。
いや、なんかもう悪い予感はしていたんですけれどね・・・。引き出しは前面、側板、底板、奥の板で構成されていますが、この底板の取り扱いで問題が発生しました。言葉で説明しづらいので商品の組み立て説明書を載せます。
この行程13番、これは底板の片端にゴム製の細長いレールみたいなもの(図で分かるように断面図はHの形)を取り付けろと指示しているのですが、このゴムの隙間が小さすぎるのがゴムが硬すぎるのか底板が厚すぎるのか底板が脆すぎるのか、これが取り付けられないのです。無理にゴムの隙間に底板を押し込もうとすると、底板(ポロポロのベニヤ)が本当にボロボロと崩れてきて板が破壊されてしまいます。
と言うわけで、IKEAコンタクトセンターへ電話。症状を話すと電話口の担当者は一瞬言葉に詰まっていたようでした。「一番手っ取り早いのは、現物を持って店頭のカスタマーカウンターへお越しいただくことなのですが・・・」と言うので「じゃあ、行きます!」。
再度IKEAへ。カスタマーカウンターの担当の方が作業をやってみてくれたのですが、やっぱり私がやったのと同じように、上手くはまらずベニヤ(底板)がボロボロ崩れてしまいます。「他の品で試してみます」ということで、他の担当の方も手伝って二人がかりで、一人はゴムを押さえ、一人は端からゴムを入れていく・・・ゴム製の大きな金づちで叩いてみたり・・・等々してくれたのですが、なかなか上手くいきません。
「ちょっとお時間がかかります・・・」ということで、私は店内をブラブラして、引き出し作成行程について他にも不明の点があったので、この商品の売り場へ行って幾つか質問したりしていました。電話で質問しようとしたら、「(底板の件で)店頭へいらっしゃるのなら、直接カスタマーカウンターでお聞きください」と言われたのだ。でもカスタマーカウンターの人は個々の商品の細かいことまでは分からないようで、と言うか、私がカスタマーカウンターの人に「電話でカスタマーカウンターで聞いてくださいと言われた」と言ったら「えっ!?」てな表情をしていた。絶対に心の中で「電話サービスのヤツめ!!」と思っていたハズだ。
結局、かなりの時間がかかって、底板&ゴムも私が持っていったのとは別のパッケージから取り出したものを使ってカスタマーカウンターの人が底板にゴムのレールを取り付けてくれた状態のものを受け取りました。カスタマーカウンターの人も「これは・・・かなり力も要りますし、ちょっと難しいですね・・・」と言っていました。これを買った他の人たちはどうしているんだろう!?こんなに作るのが難しくては売り物としてどうなのよ!?と思うけれど、とにかく作業をしてくれた担当の方には感謝感謝です。
で、帰宅後作業再開。売り場で、引き出し用のレールは棚の上から×番目の穴に取り付けてくださいねと言われたのですが・・・売り場のお兄さん、ソレ間違ってましたよ。もう一つ上の穴を使って取り付けるのが正解でした。
しかし私もまた間違いを犯しておりまして・・・。引き出しは、棚の一番下に取り付ける場合と、それ以外の場所(一番上とか真ん中とか)に取り付ける場合では引き出しの箱部分を引き出しの前部に付ける位置が違ってくるんですよ。で、それは付属部品のスケールを使って「一番下の場合はココ」「それ以外の場合はココ」というふうに位置を割り出して引き出し(箱)部分を取り付けるのですが・・・私の場合一番上に引き出しを付けるのにも関わらず一番下に付ける場合の箇所に箱部分を付けてました。
いや、場所を割り出すときに「こっちでいいのかな~?」という不安はあったんです。というのも、解説書の図が非常に分かり難くて・・・。でも私の解釈でこっちだと思ったほうにしたのですが、それが間違っていたわけです。
間違いは引き出しを棚に入れ込む際に気付きましたので、引き出しそのものは既に完成しています。そして箱部分を引き出し前部に付けるのは行程の結構最初の方。途中、ネジではなくてトンカチで金具を打ち付けちゃう行程もありましたので、順々に戻るわけにもいきません。
暫く考えましたが・・・上手いことリカバリーする方法を見付けまして、直すことが出来ました。ああ、よかった。
出来た引き出しを棚に入れ込みますと、
扉付きの棚、一応の完成です!
まさかこんな大苦戦になるとは思ってもみませんでした!本当に大変でした・・・。いや、それでも、こういう作業は好きなんですけどね・・・。
教訓3・IKEAの組み立て説明図はとにかく分かりづらい。
IKEAの組み立て説明書には基本的に文字がありません。図のみです。図のみであれば、どこの国へ向けて出荷するときにも同じ説明書を添付すればOKです。沢山の国で事業展開するIKEAとしては各国の言葉に合わせて解説書など作ることに比べて大幅にコストカットできる―――という素晴らしいアイデアだとビジネス・スクールで習いました。
しかし、私はやはり言葉と言うのは偉大だと思うのです。図があんまり上手くない、もっと分かりやすい図にするという改善の余地有り、ではあるかもしれませんが、やっぱり図だけでは分からないことが多いです。
組み立てに関する質問があればIKEAまでお電話ください、となっているので電話かけましたよ。一体何度かけたか!電話かけまくり。しかもしばしば「電話が大変混みあっています」だの「オペレーターによる電話受付は終了しました」だの(IKEA店舗は夜9時まで営業していますが、電話受付は正確に何時かはわからないのですが9時よりはかなり早い時間に終わってしまうようです)、電話がスムースに繋がらないことも多い。
とりあえず、IKEAでは単純な組み立ての商品以外、少なくともヒンジ使ったり引き出し作ったりだのするものはお勧めできませんねー。それから材質もあんまりよくないです。使われている板の断面を見るとボロボロ&パサパサ。廃物利用なのかな?ある意味エコなのかもしれませんが・・・。
さて、じゃあ出来上がった棚の写真でもアップ!といきたいところですが、実はまだ問題が。それは「取っ手」。引き出しの取っ手は簡単に付いたのですが、パネルへの取っ手が上手く付かない。引き出しに付けた取っ手と同じモノなのですが・・・なぜっ!?
これは明日またIKEAへ行くことになるかもしれません・・・(>_<。。。。
とりあえず今までに得た教訓
教訓1・ガラスのパネル状の扉(IKEA製品には、結構この種の扉を採用している商品が多い)に布を挟むのは難しい。紙類を挟むのがお勧め。
教訓2・部品に混ざっている不良品の割合が多い。
さて、パネルにはカッターでスパーッと真っ直ぐに切った紙(壁紙)を挟み込み、ようやくガラスパネル状の扉そのものは完成。で、それを取替えてもらったヒンジで棚に取り付け。
カチンとヒンジが噛み合います!やっぱり部品が悪かったんじゃん~私が悪かったんじゃないじゃん~力一杯ギュウギュウと押し付けていた数時間(本当に数時間)は何だったの!?
ところが。8組あるヒンジのうち、2組がどうしても噛み合いません。他の6組はスンナリ噛み合った。店頭で取り付けを試させてもらったときも上手出来た。ヒンジの家具への取り付け方が悪いのかと(曲がっているとか)考えて、ヒンジを家具に取り付け直してみたりもしたのですが、ダメ。
・・・やはりこれはヒンジが不良品なのでは・・・。取替えてもらった分を含めて先日持ち帰ったヒンジは、幾組かは実際に店頭展示品を使って噛み合うかどうか試しましたが、幾組かは実際に家具に取り付けることはせず、ヒンジだけの状態で噛み合うことを確認して持ち帰ったものです。もしかしたら、そのうちの幾つかが実際に家具に取り付けた際には上手く噛み合わないのかも・・・けれど、分類して持っていたわけではないので、今となってはどれがどれだかは分かりません。
―――ということで、実は昨夜またIKEAへ出かけてヒンジを2個交換してもらってきました。そして取り付けてみると、ヒンジはスンナリ噛み合いました。
やっぱり部品の不良じゃん!
さて、私はこの棚を2台買って、そのうち1台には大きな扉(パネル)を2枚観音開き状になるように取り付けましたが、もう1台については片方(右側)には大きな扉、左側には一回り高さの低い扉を付けて、余ったスペースには引き出しを取り付けることにしていたのです。
しかしこの扉でまた一騒動。
いや、なんかもう悪い予感はしていたんですけれどね・・・。引き出しは前面、側板、底板、奥の板で構成されていますが、この底板の取り扱いで問題が発生しました。言葉で説明しづらいので商品の組み立て説明書を載せます。
この行程13番、これは底板の片端にゴム製の細長いレールみたいなもの(図で分かるように断面図はHの形)を取り付けろと指示しているのですが、このゴムの隙間が小さすぎるのがゴムが硬すぎるのか底板が厚すぎるのか底板が脆すぎるのか、これが取り付けられないのです。無理にゴムの隙間に底板を押し込もうとすると、底板(ポロポロのベニヤ)が本当にボロボロと崩れてきて板が破壊されてしまいます。
と言うわけで、IKEAコンタクトセンターへ電話。症状を話すと電話口の担当者は一瞬言葉に詰まっていたようでした。「一番手っ取り早いのは、現物を持って店頭のカスタマーカウンターへお越しいただくことなのですが・・・」と言うので「じゃあ、行きます!」。
再度IKEAへ。カスタマーカウンターの担当の方が作業をやってみてくれたのですが、やっぱり私がやったのと同じように、上手くはまらずベニヤ(底板)がボロボロ崩れてしまいます。「他の品で試してみます」ということで、他の担当の方も手伝って二人がかりで、一人はゴムを押さえ、一人は端からゴムを入れていく・・・ゴム製の大きな金づちで叩いてみたり・・・等々してくれたのですが、なかなか上手くいきません。
「ちょっとお時間がかかります・・・」ということで、私は店内をブラブラして、引き出し作成行程について他にも不明の点があったので、この商品の売り場へ行って幾つか質問したりしていました。電話で質問しようとしたら、「(底板の件で)店頭へいらっしゃるのなら、直接カスタマーカウンターでお聞きください」と言われたのだ。でもカスタマーカウンターの人は個々の商品の細かいことまでは分からないようで、と言うか、私がカスタマーカウンターの人に「電話でカスタマーカウンターで聞いてくださいと言われた」と言ったら「えっ!?」てな表情をしていた。絶対に心の中で「電話サービスのヤツめ!!」と思っていたハズだ。
結局、かなりの時間がかかって、底板&ゴムも私が持っていったのとは別のパッケージから取り出したものを使ってカスタマーカウンターの人が底板にゴムのレールを取り付けてくれた状態のものを受け取りました。カスタマーカウンターの人も「これは・・・かなり力も要りますし、ちょっと難しいですね・・・」と言っていました。これを買った他の人たちはどうしているんだろう!?こんなに作るのが難しくては売り物としてどうなのよ!?と思うけれど、とにかく作業をしてくれた担当の方には感謝感謝です。
で、帰宅後作業再開。売り場で、引き出し用のレールは棚の上から×番目の穴に取り付けてくださいねと言われたのですが・・・売り場のお兄さん、ソレ間違ってましたよ。もう一つ上の穴を使って取り付けるのが正解でした。
しかし私もまた間違いを犯しておりまして・・・。引き出しは、棚の一番下に取り付ける場合と、それ以外の場所(一番上とか真ん中とか)に取り付ける場合では引き出しの箱部分を引き出しの前部に付ける位置が違ってくるんですよ。で、それは付属部品のスケールを使って「一番下の場合はココ」「それ以外の場合はココ」というふうに位置を割り出して引き出し(箱)部分を取り付けるのですが・・・私の場合一番上に引き出しを付けるのにも関わらず一番下に付ける場合の箇所に箱部分を付けてました。
いや、場所を割り出すときに「こっちでいいのかな~?」という不安はあったんです。というのも、解説書の図が非常に分かり難くて・・・。でも私の解釈でこっちだと思ったほうにしたのですが、それが間違っていたわけです。
間違いは引き出しを棚に入れ込む際に気付きましたので、引き出しそのものは既に完成しています。そして箱部分を引き出し前部に付けるのは行程の結構最初の方。途中、ネジではなくてトンカチで金具を打ち付けちゃう行程もありましたので、順々に戻るわけにもいきません。
暫く考えましたが・・・上手いことリカバリーする方法を見付けまして、直すことが出来ました。ああ、よかった。
出来た引き出しを棚に入れ込みますと、
扉付きの棚、一応の完成です!
まさかこんな大苦戦になるとは思ってもみませんでした!本当に大変でした・・・。いや、それでも、こういう作業は好きなんですけどね・・・。
教訓3・IKEAの組み立て説明図はとにかく分かりづらい。
IKEAの組み立て説明書には基本的に文字がありません。図のみです。図のみであれば、どこの国へ向けて出荷するときにも同じ説明書を添付すればOKです。沢山の国で事業展開するIKEAとしては各国の言葉に合わせて解説書など作ることに比べて大幅にコストカットできる―――という素晴らしいアイデアだとビジネス・スクールで習いました。
しかし、私はやはり言葉と言うのは偉大だと思うのです。図があんまり上手くない、もっと分かりやすい図にするという改善の余地有り、ではあるかもしれませんが、やっぱり図だけでは分からないことが多いです。
組み立てに関する質問があればIKEAまでお電話ください、となっているので電話かけましたよ。一体何度かけたか!電話かけまくり。しかもしばしば「電話が大変混みあっています」だの「オペレーターによる電話受付は終了しました」だの(IKEA店舗は夜9時まで営業していますが、電話受付は正確に何時かはわからないのですが9時よりはかなり早い時間に終わってしまうようです)、電話がスムースに繋がらないことも多い。
とりあえず、IKEAでは単純な組み立ての商品以外、少なくともヒンジ使ったり引き出し作ったりだのするものはお勧めできませんねー。それから材質もあんまりよくないです。使われている板の断面を見るとボロボロ&パサパサ。廃物利用なのかな?ある意味エコなのかもしれませんが・・・。
さて、じゃあ出来上がった棚の写真でもアップ!といきたいところですが、実はまだ問題が。それは「取っ手」。引き出しの取っ手は簡単に付いたのですが、パネルへの取っ手が上手く付かない。引き出しに付けた取っ手と同じモノなのですが・・・なぜっ!?
これは明日またIKEAへ行くことになるかもしれません・・・(>_<。。。。
by kiriharakiri
| 2008-09-27 23:54
| 身辺雑記