60年代後半生まれの独身女が日々考えたことをつづります


by kiriharakiri
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感動しましたかあ!?

「皆さん、感動しましたかあ!?」「感動してまあす!!」

―――といった感じの夏の高校野球決勝戦。昨日、早稲田実業対駒大苫小牧の決勝戦が延長戦の末引き分け再試合、ということで、職場でも「いやー、俺は野球好きじゃないいんだけど観ちゃったよー」とか「早実の○○(名前失念)君がかわいい」とか話題になってた。

結局西東京代表早稲田実業が優勝したが、新聞社は号外出すわ、NHKの7時のニュースはトップニュースがこれでしかも延々10分もこのニュース。そうか、そんなに大ニュースなのか・・・いや、別に素晴らしい試合だったのなら勿論それはそれでいいんだが、私、特に感動はしていないもので・・・いや、皆様、本当に感動がお好きなこと・・・。

時事通信社の高校野球・早稲田実の優勝を喜ぶ人たちの写真なんて、その喜びぶりが凄いよ。手前に写っている女性三人が皆ムンクの「叫び」状態で・・・(ところでムンクの叫びはまだ行方不明?)まさに狂喜の顔とはこういうものだぁ!という1枚。

キャプションによると、東京都国分寺市の早稲田実業学校「小室哲哉記念ホール」での1枚らしい。早稲田実業が西東京代表と聞いて早稲田実業って西東京だったっけ?と思っていたのだが、移転していたのね・・・女の子もいっぱい写っているけど女子も受け入れるようになったのかね?それにしても「小室哉記念ホール」って名前は一体何・・・。

私は高校野球で「感動した!」りする大人ってのに拒否感がある。地元の代表を応援している!とテレビカメラの前で答える人のよさそうなおじちゃんおばちゃんの悪口なんて言いたくないけど、それでもやっぱり「甲子園で感動!」は嫌だな。

高校野球って、感動しやすい要素が揃ってるじゃない。まずは日本の国民的スポーツとも言える「野球」という多くの日本人がルールを知っているスポーツ。参加するのは高校生という、子供でもないが大人でもない、鑑賞するにはちょうどいい年頃の男子。髪も短くて「よい子」って感じだし。負けたら終わりの一発勝負。特に夏は過酷な高温の中での試合。ピッチャーは連戦連投。そして、これは選手達が年若い=精神的にも若いということに起因すると思うのだけれど、逆転サヨナラだとか劇的な試合が多い。感動を求める人にはうってつけだ。

私はそこになんだか「汚らしい大人」を見てしまう。子供をエサにした娯楽。感動体験をありがとう!なんてさぁ・・・そんなに感動したいのか。したいんだろうね。まあ、実際に試合をしている選手達がどう思っているのかは分からないけど。
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by kiriharakiri | 2006-08-21 21:31
東京都港区の公営マンションで、高校生がシンドラー社のエレベーターで床と天井に挟まれ亡くなった事故は警察が調査に乗り出している。伝えらるところによれば、どうもシンドラー社のエレベーターというのは評判が悪いらしい。

で、そのシンドラー社のエレベーターは役所関係の建物で多く使われており、テレビのニュース(ニュースバラエティ?)に出ていたコメンテーター(?)が、エレベーターの保守管理に責任があるはずの役所は一体なにをしていたんだ!と怒ってみせていた。

はいはい、役所への悪口をテレビで言っても、後で苦情や抗議も来ないだろうし、役所が嫌いな視聴者への受けはいいのだろうし、「やり得」って感じだよね―――って、それはそれとして。

シンドラー社のエレベーターが主に役所関係で使われているのはなぜか。それは競争入札でエレベーターの会社を選んでいるからだ。そのことは、前述の「役所を怒っているコメンテーター」も認めていた。

民間企業には「少し値は張るが品質が高いと評価されているもの」という選択肢があるが、役所にはそれがない。一定以上の額になると「競争入札」だ。品質二の次、とにかく安ければ落札。これは競争入札が持つ大きな問題点だと思うが、この点を具体的にどういうふうに解決するのかハッキリした答えは出ていないようだ。競争入札にも一理あるから、一切競争入札を止めるということは出来ないだろうし。何かいい方法はないのだろうか。

テレビのコメンテーターのおっさんは当然そんな事情は無視して役所に文句言ってご満悦らしかったので、ちょっとイヤだなーと思ったわけです。

それにしても、シンドラー社、私の勤務先関係でも使われている。私が時々使うエレベーターにもシンドラー社のものがあるが大丈夫なのだろうか。で、シンドラー社のエレベーターに対する役所の人間の評判はやっぱりあまり芳しくないようである。

さらに、我が役所関連のエレベーターには、シンドラー社よりももっと恐いんじゃない?というメーカー(複数)のものが結構採用されているのだ。いえ、「恐いんじゃない?」というのは基本的には「うわさ」「風評」ですが、我が役所関連でも実際にシンドラー社及び日本のエレベーター業界の御三家以外のエレベーターで箱が落っこちるという事故があったそうだ。幸い死者や重傷者がいなかったので世間を騒がすことはなかったようだが、かなり恐い事故だ。

実は私もエレベーターを1基管理しているのですよ・・・これがこの「箱落っこちた」会社のエレベーター。もちろん私が直接に保守点検しているわけではなく、エレベーターのメーカーさんが保守点検して私はそれを確認するだけ。まあ、私の所のは人間用ではなくて小荷物用なので、人身事故は起こらないからそんなに心配することはないのですが。

で、考えたわけです、もしこのエレベーターの調子が悪くて度々不具合が生じているとしたら、どうするかということを。

「箱落っこちた」会社(仮にA社としましょう)製のエレベーターをA社に定期的に保守点検してもらっているんです、もし不具合が起こったらA社に連絡してエレベーターを見に来てもらうでしょう。そうすると、A社から技術者がやって来て点検して、どこが悪かった、ここが悪かった、もしくは現象起こらずだったとか、原因不明だけど直りましたとか、いろいろな点検結果が出て相応に対処されるでしょう。

ではもしもその不具合が度々だったら?その都度A社の人に来てもらって、直してもらい(あるいは「どこも悪くないです」という点検結果かもしれない)、やれやれと使い始めたらまた不具合が出て、またA社の人に来てもらって・・・ということが繰り返し行われるのではないだろうか。出来ることはせいぜい保守点検の会社をB社にを変えてみるくらいかな。でもそもそもA社のエレベーターに構造的な欠陥があるのだとしたら、B社の人はそれを見つけて修理・改善するということが出来るのか?ましてや「じゃあやっぱりA社のエレベーターはダメだ、C社のものに取り替えよう!」なんてことが決定されるとは到底考えられないし、結局は大きな事故が起きて警察が動き出すまで事態は進展しないのではないだろうか。

と言うわけで、これは現場の末端職員では扱いきれない。もっと上層部の人が関わってくるような仕組みを組織の中に作る必要があると思う。けど、そういうふうになるという動きはない。再び犠牲者を出してはいけないのだが、やっぱりこういうことはこれからも続いてしまうのだろうか・・・。
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by kiriharakiri | 2006-06-08 23:32

TGIF

もう10年くらい前のこと、当時聞いていたラジオ英会話に「Thanks God it's Friday!」という表現が出てきて、以後私のお気に入りの言葉となりました。私は1週間のうちで金曜の夜というのが一番好きです。明日も明後日も仕事休み!あー、嬉しい!!Thanks God it's Friday!


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by kiriharakiri | 2006-01-13 22:32

私にとってのロンドン

あなたにとってのロンドンは?

というのが、エキサイトブログの「今週のトラックバックテーマ」、ということで今日はちょっと「私にとってのロンドン」について書いてみようと思う。

先日(7月7日)も書いたように、ロンドンは外国の街の中で私が一番親しみを持っている街だ。でも長期にわたって滞在したことはない。ロンドンには6万人以上も日本人が住んでいるそうで、6万分の1になら私だってなんとかなれそうなものなのに、なれなかった。残念だ。

長期滞在の経験はないが、短期間の訪問を何度も繰り返しており、ロンドンに何度行ったことがあるのか自分でも正確には把握していない。ロンドンを訪れるたびに通うナショナル・ギャラリーでは、どこの部屋のどこの壁にどんな絵が飾ってあるかまで覚え始めており自分でも呆れている。

と言うわけで、ロンドンをネタにした作文ならいくつも書けると思うのだが、それを延々とブログ読者の皆様に披露しても退屈なだけだと思うので、二つほど厳選(?)してみた。

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ロンドンの思い出 その1 ロンドン・アイ

ロンドン・アイとは、多分ご存知とは思いますが、ミレニアムを記念してテムズ川のほとりに作られた大観覧車のこと。私はこれに乗ってみたかった。が、連続して3度も、この観覧車には振られた

1回目は、予定通りであればロンドン・アイは操業開始しているはずだったのに工事が遅れて操業延期となっていて乗れず。ほぼ出来上がっていたロンドン・アイを見るだけで終わった。

2回目の挑戦。ロンドン・アイは操業を始めており人気の新観光スポットとして話題になっていた。営業しているんだから絶対に乗れるぞと思っていたら、観光シーズンだったせいもあってか、もう大混雑。何日分も先までチケットは売り切れていて短期滞在の私は涙を飲んだ。

3回目は、今度はオフ・シーズンだったので今度こそ絶対に乗れるはず「三度目の正直!」と勇んで乗り場に行くと―――そこには閉じた扉に「ANNUAL MAINTENANCE」と書いてある看板が!そんな馬鹿な・・・オフ・シーズン過ぎたか・・・青く晴れ渡った空にロンドン・アイのゴンドラが日を浴びてピカピカ光っていた・・・。

と、こんな調子で3度も失敗。今度こそ、ちゃんとインターネットで下調べしてチケットも前もって用意して臨むぞと心に誓っているが、今のところ渡英の予定はない。


ロンドンの思い出 その2 WELCOME TO LONDON!

その時、私は大英博物館を目指して歩いていた。大英博物館へ行くのは初めてではなかったが、しっかり道に迷った。(私はかなり方向音痴で、知らない外国で地図を見ながらの一人歩きなぞするべきではないのかもしれないが止められない。)

私はラッセル・スクエアにたどり着いた。そこから大英博物館は目と鼻の先、のはずなのだが東西南北の感覚がおかしくなっていたためどちらに行けばいいのか分からない。地図をひっくり返して四苦八苦していると、一人の女性が私に声をかけてきた。

「どうしました?」 年のころは30歳前後か、スーツを着てスラリとしたなかなか素敵な女性だった。

外国に行ったら「向こうから声をかけてくる人物には気をつけろ」という鉄則(?)がある。観光地で不用意に地図を広げるな、とも言われている。路上で地図を広げてウロウロしているおのぼり外国人観光客にわざわざ声をかけてくるのは下心がある人だ、というわけ。この女性ももしかしたら私の気をそらして財布でもひったくろうと企んでいるのかもしれない。

でも私は道が知りたい。用心しつつも私が大英博物館の場所を尋ねると、地図上で私たちがいる場所を指し示してくれて(ラッセル・スクエアと言うのは文字通りに四角い場所なのだが、私は自分がこの四角のどの位置にいるのかを把握できていなかった)、こっちの方向へ行けばいいと道を教えてくれた。やれやれ助かった。財布もすられていない。彼女は親切を装う盗人などではなく本当に親切な人だったのだ。

「どうもありがとうございます」と私はお礼を言った。「どういたしまして」という決まり文句が返ってくると思いきや彼女は私にこう言った。

WELCOME TO LONDON!

―――格好いい!こんな風に「ロンドンへようこそ!」なんて言ってもらえるなんて思ってもみなかった。私はすっかり感激してしまった。

それ以来、私は日本で困っている外国人を助けてお礼を言われたら「ウェルカム・トゥ・トーキョー!」って言うんだと決めているのだが、未だに困った外国人を助けたことは無い・・・。

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先週の爆発事件の現場のうちの一つはラッセル・スクエアのすぐ近くだ。爆発は懸念されていたとおり西ヨーロッパで初の自爆によるもので実行犯は英国生まれの英国人という英国にとって最悪のシナリオが現実になってしまった。ムスリムの将来有望な若者が無差別大量殺人を肯定する思想に心酔する―――これをなんとか止めなければ。英国の社会がこういう若者を作りだしてしまったのだとすれば、社会を変革しなくてはならない。変革というのは簡単にできることではないだろうが、これから英国の社会がどう動くのか、気になるところだ。

爆弾テロ実行犯は自国人、というのを聞いて私はオウム真理教のサリン事件を思い出した。日本の社会が生み出してしまったオウムの若者たち。そんな日本の社会をどういう風に変えればいいのかという声は上がったと記憶しているが、結局うやむやになってしまったようだ。根本的なところのテロ対策はとられていないのだ・・・。

命の心配をしなくても歩けるようなロンドンであってほしい。ロンドンだけではなく世界中の何処もが命の心配をせずに歩けるようになってほしい。切に願う。
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by kiriharakiri | 2005-07-14 21:03