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60年代後半生まれの独身女が日々考えたことをつづります


by kiriharakiri
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うつ病の理解なんて進んでない

近年、うつ病に対する社会の理解が深まってきているーーーなどと言われており、私の職場でもうつ病理解のためのセミナー(一般職員向け・管理職向け)等が毎年行われており、理解されるようになってきているんだろうーーーなどと思っていたが、

甘かった!

なーんも理解なんかしてない。少なくとも私の上司と同僚は。

私の自己認識と周囲の私の評価がとてつもなく乖離していることを思い知らされた。

いや、先日もチラッとそういう雰囲気が見えたのだが、それはその人一人だけかと思っていたのだ。

でもそうじゃなかった。基本的に皆理解していない。

私は病気を抱えつつ必死で頑張っているので、勿論自分で自分のことを「一生懸命頑張っている」と評価していたが、周囲は微塵もそんなこと思ってないようだ。仕事量も少なくすぐ休む使えない奴、くらいに思っているのだ…。

私はうつ病でない人に、うつ病の苦しさを具体的に理解しろとは言わない。ただ、うつ病は病気であって基本大変に苦しいもんであるという点だけは押さえてほしいわけ。

しかしそんな簡単なポイントすら皆様押さえていらっしゃらない…。

結局、世の中に「うつ病を理解してますよー」と自称する皆さんが増えただけらしい。そのほうが受けるらしいと踏んで。皆さん、頭よろしいから。

そして職場がやってる、うつ病理解セミナー。あれは職場のアリバイ作り。ウチはうつ病に理解があります〜セミナーもちゃんとやってます〜と謳うのが目的。うつ病を理解することが目的なんかじゃないのだ。

だからまたとてつもなく酷い勤務評定をされることになるんだろうな。

一生懸命やっていれば誰かが見ている?ふん、見ているさ。そして「やっぱウツはダメだね」と太鼓判押してくれるのさ。
by kiriharakiri | 2009-12-07 23:57 | 職場・仕事・働く