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60年代後半生まれの独身女が日々考えたことをつづります


by kiriharakiri
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リビングデザインセンターOZONE (at 新宿)

新宿の「リビングデザインセンターOZONE」という所へ行ってきました。ま、「オシャレな住まい造りのためのショールームその他が集まっている所」です。ザ・コンランショップ新宿本店もここにあります。新宿は・・・半年ぶり。コンランショップは・・・10年ぶりくらいか?

今回なぜわざわざこんな所へ出向いたかと言うと、話がちょっと長くなるんですが・・・。

先日、IKEAで棚(シェルフ)を買って、それに扉を取り付けようと扉も買ったら付属のヒンジが不良品続出で、IKEAのサポートセンターに何度も電話した挙句、結局は店舗へ行って全部のヒンジをチェックして不良品を交換してもらったことは書きました。

その扉というのがコレなんですが、ガラス製でガラスとパネル(扉の裏側からあてがう板)の間に写真や布を挟んで飾ることが出来るのです。言わば、写真やポスターのフレームがそのまま扉になったみたいな感じで。

で、私は布を挟もうと思って、布の上にパネルを置きチャコペンで輪郭を書いて切り取ったのですが・・・裁ちバサミが切れない!全然真っ直ぐ切れない!しまった、研いでおいてもらうのだったー!と思ったけれど、まぁちょっと大きめに切っておけばいいかということで切ってしまいました。

そうして、ガラス扉(フレーム)の上に布を置きパネルを更にその上に乗せたところ・・・ガラスとパネルをはめられないのです。布に厚みがあったせいもあってか、布がパネルとピッタリと同じ大きさでないと、ガラスとパネルを結合させる部品が取り付けられないのです。

中途半端に切ってしまったものを正確に切り直すのは難しいし、実際にパネルに入れて部屋に置いてみたら布の柄が思ったよりも部屋に合っていないし・・・ということで、私は再度違う布をIKEAで購入しました。薄めの布で値段も安いやつ。

さらに、洋裁店で裁ちバサミを購入!私が持っていた裁ちバサミは小さくていかにも間に合わせっぽいものだったので、これを機会にちゃんとしたのを買いました。資金は、今回の部屋の整理で出てきた商品券!(クレジットカードのポイントを貯めてもらったもの。他にも図書カードとか図書券が結構出てきた。←だらしないヤツ・・・。)

そして今度は慎重にピッタリと布を切って、扉のガラスとパネルの間に挟んだところ・・・布を切りすぎていてパネルの地が見えているところがある!

ううう、どうして・・・!?パネルを使っての輪郭書きがいい加減だったのか?もしかしたら布を切った後にアイロンをかけてしまったのがいけなかったのかもしれません。布って伸縮しますから・・・。でも皺があったのだから、どうしてもアイロンかけたかったし・・・。

で、どうしよう~と考えたわけです。もう一度布を買って挑戦する!?

いやはや、布を真っ直ぐ切って挟むだけというのがこんなに難しいとは思ってもみませんでした。もう布は懲りました。代わりに、紙にしよう!と思ったのです。

でも紙って・・・オシャレなラッピング・ペーパーとかって売っているのかなぁ?家具に使いたいようなラッピング・ペーパーなんて見たことあったっけ・・・?それもそれなりの大きさのものが必要だし・・・。

そこで思い至ったのが壁紙です。ヨーロッパの家とかって、たいて部屋には可愛い(ときにはダサい)壁紙が貼ってあるじゃない!?そう言えば、英国の英語学校で先生に「子供の頃の部屋にはどんな壁紙が貼ってあった?」と聞かれて「壁紙なんて貼ってなかった。ただの白い壁だった。」と答えたら、先生や日本人以外の生徒達はちょっと引いていたっけ・・・刑務所みたいな部屋を連想されてしまっていたのかもしれない。

じゃあ、ということで早速ネットで検索するも、PC用の壁紙のサイトばっかり出てきてイライラ。それでも幾つかのサイトがヒット。オシャレな輸入壁紙がありました。でも殆どのものは幅53センチ。基本的に素人にも扱いやすいようにそういう規格なのだそうです。しかし私の扉には幅58センチ必要なので、頑張って幅が広めのものを探しました。あんまりない~。

そんな中で、幅も58センチ以上あって、気に入った柄で、お店が行くことの出来る範囲内で、という条件に合ったのがリビングデザインセンターOZONEにあるテシードというお店だけだったのです。やっぱり実物を見てから決めたいし、ちょうど祝日だし、それで新宿くんだりまで出かけたと言うわけです。

お店には壁紙の見本の本がもうギッシリ!この中から選んでいたら一日中かかっても決められないかも~という感じでしたが、私はインターネットに載っていた幅58センチ以上の数種に絞って、それしか見ませんでした。結局、同じ柄の色違いで、どれにしようかかなり迷ったのですが、コレ(NX3197)にしました。国内に在庫があるはずなので数日中に届く予定ですが、もし品切れの場合はNX3196でと頼みました。これとどちらにするかすごく迷ったんですよ~。NX3199もかなりよかった。(ネット上で見るのと実際に見るのとではやっぱり印象は結構違いますね。)

このお店には、直接個人が買いに来ることはあんまりないそうで(大抵業者さんを通すらしい)、必要な分量も少なかったからか、「あの、スタイリストさんですか?」と聞かれました。まあ、スタイリストさんなんて言われたのは初めてだわ!スタイリストと言えば、よく女性誌なんかに「オシャレのアドバイスをする」みたいな立場で登場しているじゃないですか~私もそういう人に見えたのかしら!?(いや、スタイリストさんたちは実際にはひっつめ髪にラフな格好で化粧も流れて汗だくで働いていて、自分もそういう人の一人に見られたのかもしれませんが。)

とりあえず壁紙を買ってしまえば用は終わりなのですが、せっかくなので周囲の家具のショールームも覗いてみました。

いやー、素敵。洒脱。格好いい。そして価格が高い。お金持ちというのはこういう高価なモノに囲まれて日々を送っているのか・・・なんて思ってしまったIKEA価格に慣れてしまっている自分・・・だって文字通りに桁違いの世界なんですから。でもたまにはこういうオシャレで上質なモノを見ておくことも有意義なのではないでしょうか。

さらに、やっぱりコンランショップも覗いてきました。何と言っても、コンラン卿のでっかい本は3冊持ってるし、コンラン・オクトパスから出ている本も2冊持ってるし(←このうちの1冊が私のインテリア観に与えた影響はかなりなものだった)。

ここもやはり、家具も雑貨もIKEAとまさに桁違い。そしてやっぱり上質でオシャレ。電気ポットまでいちいち美しい(これは必ずしも桁違いではなかった。そうだ、ダイソンの掃除機も置いてあった。)IKEAのモノばかり見ていないで、こういう所のモノも見ておかないとなぁ~。でもやっぱり高いよなぁ~。何にも買えないや・・・

と思っていたハズの私の箍を外すモノが突如目の前に出現!コレです~ウサギのステッカー。私が買ったのはグレーでピンクは売っていませんでした。実は、昨夜壁紙を探していたときにもあるサイトで同じものを見ていたんですよ。このページの一番下にあるのですが、見てください、この値段!「こんなもんに、こんな金、出せっかよー!まあ、どうせ売り切れだけど。」と思っていたのですが、実物を見たら・・・値段はこのサイトと同じ税込み5775円(送料はかかりませんが)。ネットの画面だと分かり難いのですが、かなり大きいです。

私の部屋には白いプラスチックにグレーのアルミの縁が付いたパーテーション(ネットのオフィス用家具店で買った)があって(今もこのパーテーションの中に囲まれたエリアでPC使ってます)、「これ真っ白だけれど、何かいい装飾方法はないのかなぁ?」と思って早8年。これは・・・このウサギ、買うしかないでしょう!

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・・・で、買っちゃいました。↑机の上に置いて写真を撮ってみました。大きさの見当が付くようにIKEA・FAMILY・CARD(一般のクレジットカードと同じ大きさ)を一緒に写し込んでみました。

一個買うと、「もう一個くらい・・・」となるのは世の常、ではなくて単に私の常?ペン立ても買っちゃいました。寝室(昼間は布団がないから寝室じゃないけど)にもペン立てが欲しいなーと思って、先日MUJIでアクリルのポットを買ったんです。実は10年以上前から、これと同じアクリルのポット3個を机周りで使っていて、今も同じの売ってるのかな~と思って売り場を見てみたら同じのがありましたので「おぉ、珍しい!」と買ってきたのです(何だかんだ言って、MUJIも結構モデルチェンジが多いと思いませんか?)。

ところが、これがDVDプレーヤーとCDプレーヤーのリモコン立てにピッタリなことに気付いたのです。リモコン立て、もしくはリモコン立てとして使えるものをずっと探していたのですが、まさに灯台下暗し。新しいアクリルポットは早速リモコン立てになってしまいました。

寝室用にもう一個買わなきゃ、でも無印週間になってからね。と買わずにいたのですが、えーと、こんなペン立てを買ってしまいました。

リビングデザインセンターOZONE (at 新宿)_e0020882_2191650.jpg


本当は素敵な万年筆かなんか立てるべきなんでしょうが、持っていないのでMUJIの100円もしない安ペンです。このペン立ては税込み1890円もしました。私にとっては生涯最高の値段のペン立てです。どうやら「デザイナーもの」らしく、パッケージにはオジサンの写真が付いています。

リビングデザインセンターOZONE (at 新宿)_e0020882_21114146.jpg


ネットで調べてみると、『Knud Holscher氏は1930年生まれのデンマーク人』とのこと。公共物のデザインなんかが得意らしい。

まあ、私のペン立てはかなり「セコイ」部類に入るでしょうが、今日コンラン・ショップを見てつくづく思ったのは、有名デザイナーがデザインしたものというのは本当に価格がグンと上がるんだなーということ。ドアノブだのタオル引っ掛ける出っ張りだの、そんなものまで凄く高い値がして・・・。それだけの価値があるんだ!というのも一つの価値観に過ぎない―――なんてのは、IKEAのターゲット層になるような階層にいる自分の僻みでしょうか。

そんなこと言いながら、もう一品買ってしましました。それは白いマグカップ。bodumというのもブランドのようですが・・・ブランドのステイタスに関してはKnud Holscher氏と同じく私は知りません。

リビングデザインセンターOZONE (at 新宿)_e0020882_21262820.jpg


白い大きなマグカップも欲しかったんです。と言うのは、私のお気に入りのコースター(マッキントッシュ・ローズが印刷されている。2個しか持っていない。なんでもっと買わなかったんだろう!?)には、どうやら無地のカップしか似合わないようなんですよ・・・。それに食器類シンプル化計画も頭の中ではそろそろ始動しているし。2個は要らなかったのですが2個組み。2個で2625円。ボーンチャイナで軽くていい感じです。

リビングデザインセンターOZONE (at 新宿)_e0020882_2126425.jpg


あとはただただ、もう店の中を歩いて回って、IKEAとの違いをいちいち確認(笑)。置いてある商品の種類は結構被っているんですよね。

で、だいたい見終わったところでちょうどお昼。ザ・コンランショップカフェでお昼食べてきました。昼時なのに、なんだか空いているんですよ。と言うか、コンランショップも含めてリビングデザインセンターOZONE全体が結構空いていました。休日なのに。

もしかして美味しいかもしれない・・・いや、でも・・・と迷いつつブロッコリーのキッシュを頼んだのですが(日本のキッシュは薄くて小さくて美味しくないことが多い)、大きくて厚くて熱々の美味しいキッシュにそれなりの量のグリーンサラダが付いてきて、非常に満足。デザートに本日のタルト「巨砲のタルト」というのを頼み(これも美味しかった)、カフェオレを飲んで1500円ちょっとくらいだったかな?カフェは桁違いでなくてよかった!(ちなみにIKEAで食事しようとしたらもっと高くつくかも。しかも不味い。)

と言うわけで、今日は久々の「目の保養デー」でした♪
by kiriharakiri | 2008-09-23 21:37 | 身辺雑記