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60年代後半生まれの独身女が日々考えたことをつづります


by kiriharakiri
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団地生活その2~隣の××ババー(過去の話)

この連休に新しい住人が引っ越してきたお隣の部屋。私が引っ越してきたときは老夫婦が住んでいました。

で、昨日も書いたとおり私は引っ越してきたときに挨拶に行ったのですが、出てきた奥さんと思われる女性、人をジロリと一瞥して言ったセリフが「あの、失礼ですけど、お一人?」。

私の住んでいる部屋タイプは定員2名ですが、殆どワンルームという形態なので、恐らく一人暮らしの人が多いと思われます。(お隣はまた違った間取りで部屋面積も大きい。)

「え?ええ、一人ですけれど・・・」「ああ、そう・・・」と言ってソイツ(←既に「ソイツ」呼ばわり)は引っ込みました。感じの悪い人だなーきっと独り者差別主義者に違いない!と思いましたが、そのときは、まあそれで話は終わりました。

その後。

引っ越してきたこの部屋はベランダが結構大きいんです。私はコンテナ・ガーデン、つまりはプランターで草花を育てる、ってのを引越ししたら是非やってみたい!と思っていたんですよ。歩いて行ける場所に園芸店もあって、私はいろいろと買い込みました。とりあえずパンジーやビオラとかゼラニウムとか。チューリップの球根も植えてみました。プランターも増えたので、階段状のプランター置きも買ってきました。

ところが、ある日、私がベランダで花に水をやっていると隣から突然でかい声で「まー、ベランダ中に水まいてビッショリにしちゃって!」という声が聞こえてきました。例のバーサン(←「バーサン」に呼称変更)です。

確かにベランダ中に水をまきましたが、隣のベランダには水は殆ど伝わっていないはずです。その後もしばしば、私がベランダに出ていると隣のベランダもしくは窓際から「水だらけにしてる!ビショビショにした!」と大声でブー垂れます。何故ベランダに水をまいたと言って非難がましくベランダで大声を張り上げるのか、ワケが分かりません。

いえ、確かに団地の規約ではベランダは防水加工がされていないので植木への水遣りやエアコンの排水に注意してください、となってはいるのです。でも私の階下は機械室。そう、人は住んでいないのです。そして水をまいたときは、その水を箒で掃いて排水溝に集めて流すようにしていました。(ちなみに排水溝はバーサンの部屋とは反対側のお隣との仕切りの近くにあり、そちらも階下は機械室やホールで人は住んでいません。)

もし斜め下のお宅に水が洩れて迷惑をかけていたのなら、それは謝らなくてはならないし、水遣りの方法も変える必要があったでしょう。でも斜め下の人は何も言ってきたことはありません。そこのお宅に迷惑をかけたのかどうかは不明です。

とにかく××ババー(←呼称更に変更)は、花の手入れだけではなくて、洗濯を干したりしているときなども、とにかく私がベランダにいると分かるとしばしば金切り声を上げるので、私は正直ベランダへ出るのが嫌になってしまいました。花の水遣りは暗くなってからしたりとか・・・。

そんなある日、掲示板にこんな掲示物が貼られていました。「バルコニーにまいた水が階下の洗濯物にかかって困っています。バルコニーでは水をまかないで下さい」云々。

××ババーがいなければ、もしかしたら私の斜め下の住人が私の水遣りで困って張り出したのか!?と思ったかもしれませんが(ちなみに、ベランダに草花を置いているお宅なんてウチ以外にも沢山あります)、掲示板に勝手に掲示物は貼れないのですが、これには管理組合のスタンプもなかったですし、これは絶対に××ババーが勝手に張り出したものだと判断しました。

さすがに憤慨した私は管理組合宛に「勝手にこのような内容の掲示物を掲示板に貼った人がいる。ルール違反ではないか?また、ベランダで花を育ててはいけないというルールはなかったと思うが、どうなのか?」という内容の手紙を出しました。

数日後、××ババーの張り紙はなくなり、その代わりに「バルコニーでの草花への水遣り時は階下への水漏れに注意してください」といった内容の管理組合からの張り紙が張り出されました。

とにかく××ババーは、私のベランダの草花が気に入らなかったんでしょうね。ある休日の朝、ベランダで布団を干していると、また隣から「悲鳴」が聞こえてきました。

「まーっ、掃除したばっかりなのに、もうこんなに汚れてるうぅぅぅ!ゴミだらけぇぇぇ!!」

つまり、せっかく掃除したベランダに私の所から葉っぱとか花がらとか土とかが舞い込んできた、と言いたかったのでしょうね。私は枯れた葉っぱや花がら摘みはマメにやっていたし、水遣りのときにどうしても土は少し流れ出てしまうのですが、掃除だってちゃんとやっていました。でも、100パーセント、塵一つなく、と言うワケにはいきませんよ・・・開き直っちゃいますが、草花育ててるんですから。葉っぱや土、ちょっとでもあったらゴミですかー?だいたい、ベランダって屋外にあるのだから、私がいなくったって土や葉っぱは舞い込むものですよ。それを屋内のように保つのは無理でしょ。

つまるところ、この××ババーは私が嫌いで、だから騒いでいるのだ、という結論に達しました。

こんなこともありました。夜の11時半ごろ、ピンポーンと玄関の呼び鈴が鳴りました。私はまだ起きていて明かりをつけていましたから、ドアスコープから光が洩れて私が起きているのはバレてしまっているので無視も出来ません。ドアスコープを覗いてみると・・・隣の××ババー。なんか、ウチの新聞受けをガタガタさせて覗こうとしてます。

はあ?何だよ?と思いつつドアを開けますと、「あの、ステレオの音、ちょっと小さくしていただけない?」だって。

「私、ステレオもテレビも、何も聞いていませんけど?」と答えますと「あらっ、そう・・・?」とか言ってそそくさと立ち去りました。

ここでよっぽど「ふざんけんじゃねーよー!」と怒鳴ってやろうかと思ったのですが我慢しました。何の解決にもならない気がしたので・・・。

私の部屋では何も聞こえていませんでしたが、隣の××ババーの部屋にはどこかからステレオの音が聞こえていたのでしょう。(被害妄想の空耳かもしれないけど。)で、勝手に

また隣の独り者だわ!」

とかキーキー怒って我が家へいらしたのでしょうね。

一事が万事こんな調子。何年くらい続いたんだったかなぁ~。ちなみにこの××ババーのダンナさんは声が小さい人だったのか、影が薄かったです・・・。

ですので、この部屋が空き部屋になっていると気付いたときは文字通り小躍りして喜びましたよ!待てば海路の日和あり。あ、ちょっと違うか。

でもコンテナ・ガーデンは何だか気乗りがしなくなってしまって、時々鉢物を買ってきて暫く眺めるくらいになってしまいました。今は、お正月に買ったクロッカス(3球、既に芽が出ているものを購入)の小さな鉢が置いてあります。黄色い花が咲く予定です。

で、暫く空き家だったのですが、次に来たのが一家。それからさらにずーっ空き家で、今回のお隣さんが引っ越してきたのでした。

いやはや、ヘンなお隣さんって本当に困る・・・ちなみに私はマンションを買うことの欠点の一つは、ヘンなお隣さんがいてもそうそうは引っ越せないことだと思ってます。
by kiriharakiri | 2009-01-13 23:23 | 身辺雑記